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●金利上昇期の住宅ローンは長期固定だけではありません。
住宅ローンを選ぶ時、金利上昇期は長期固定ローン、金利下降期は変動ローンというのが基本的な基準になります。
そうすると今のような金利上昇期には、フラット35のような長期固定ローンを選択するのが正解ということになりそうですが必ずしもそうではありません。
金利上昇期でも金利に上限の付いた変動金利住宅ローンは選択肢のひとつです。特に、三菱UFJ銀行で取り扱っている上限付き変動金利住宅ローンはとても魅力的です。当初の金利は固定型より低く将来金利が見直された場合でも一定以上高くなりません。さらに、当初特約期間終了後も店頭表示金利より0.4%優遇されます。
この商品は5年変動型と10年変動型があります。2006年8月現在、5年変動型は当初の金利が1.575%(上限金利2.0)、10年変動型は当初の金利が1.775%(上限金利2.4%)です。
このように「金利上昇期は固定」という先入観をもつことは住宅ローン選びの選択肢を狭めてしまいますので留意しましょう。
by CFP新美昌也