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中小企業の社長には「会社」と「個人」の2つの顔があります。
したがって、独立起業するにあたり、事業計画書だけを作るだけでは不十分で、社長個人のライフプランも作成することが重要です。
ご家族がいる場合は、ご家族の協力がなければ、事業はうまくいきません。ご家族の協力がなければ、事業がうまくいったとしても、家庭は崩壊ということにもなりかねません。
ご家族と独立起業後のライフプランを考えることでご家族の不安を取り除くことができます。また、ライフプランの作成過程で、勢いで独立起業してしまうリスクも回避できます。
これから独立起業する方は、ライフプランを明確にし、家計の支出額から必要な収入を導きだし、そこから、経営目標(売上、利益)を立てる必要があります。
必要収入額(役員報酬)を支払うことができない事業計画書(一時的な場合は除く)では、会社経営も家庭もうまくいきません。ビジネスモデルの見直し、あるいは独立起業を諦める必要があります。
1.教育資金
お子さんを将来の後継者と考えるのであれば、どうような教育を受けさせるかを真剣に考えなければなりません。お子さんが医者になりたいからといって医学部に進学しても会社の後継者の適性としてはいかがなものでしょうか。
最近の後継者不足のひとつの要因として、自分の好きな他の職業に就き、家業に魅力を感じないという点があります。
2.住宅資金
社長さんの場合は自宅が銀行の担保になるという側面があります。
3.老後資金
中小企業の社長さんの個人資産は意外と少ないものです。退職金を大きく取ろうとしても法人税制のしくみから会社の資金形成も難しいのが現状で、実際大きな退職金を取得している社長さんは少ないです。そうすると、引退することもできません。社長にとっても後継者にとっても不幸です。
対策としては、生命保険を活用すれば、1億円以上の退職金を取得するのも夢ではありません。
4.ビジネス資金
上記3大資金はサラリーマンにも必要ですが、この資金はサラリーマンには必要ありません。中小企業の社長は会社がイザといった時には個人資産を会社に投入する責務があります。会社がイザといった時に銀行から融資を受けることは難しいので、ビジネス資金の確保は極めて重要です。
役員報酬や退職金設計のベースとなるライフプラン作成のお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。