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中小零細企業の社長にとって、「稼ぐこと」と同じくらい稼いだ利益を「残すこと」が重要です。それにもかかわらず、社長の多くは「稼ぐこと」に意識がいき、「残す」ことには無頓着な印象を受けます。利益を獲得しても大部分が税金として社外流出しますので、意外とお金は残りません。残らないならまだしも、利益の中身は現預金だけではありませんので、借入して納税している場合もあります。この法人税のしくみにより会社にお金が残りにくいのです。
特に創業まもない会社の社長は、会社を強くするために内部留保を厚くしようと、役員報酬を多くとらない場合があります。内部留保を厚くするためには利益を多く計上しなければなりません。その分税金も多くなります。これでは、会社のお金も社長のお金も残りません。オーナー会社にとり「会社の財布」と「社長の財布」は表裏一体の関係にあります。法人と個人では税率が違います。「会社の財布」と「社長の財布」が最大化するような戦略を立てることが重要です。創業10年以内は、会社の利益はそこそこにし、役員報酬を多くし、社長個人の財布を厚くすべきです。なぜなら、会社の危機に頼りになるのは社長の財産だからです。
社長の財布が充実しても、目標がなければ、お金を無駄づかいしてしまいます。お金を残すためには家族全体のライフプラン作成が必要です。
人生の3大資金は、一般的に教育資金、住宅資金、老後資金です。それに加えて社長の場合は、会社への投資資金が必要になります。なぜなら、会社の危機に頼りになるのは社長の財産だからです。また、3大資金も社長特有の意味合いがあります。
専門知識や語学の習得など後継者としてふさわしい教育を受けさせる必要があります。
「購入」か「賃貸」がどっちが得かは一概に言えません。しかし、社長の場合は不動産が融資を受ける時の担保になります。また、不動産を会社に貸し付けることにより、家賃という安定収入を得ることも可能になります。
ゆとりのある生活を送るためには公的年金だけでは不足します。勇退時退職金の財源準備が極めて大切です。退職金は所得税法上もっとも優遇されていますし、数千万円の退職金が損金計上できます。退職金の財源の準備としては生命保険の活用が効果的です。
生命保険を活用した退職金の準備の詳細はこちらをごらんください。
会社を最後に救うのは社長の個人財産です。意識して貯蓄することが必要です。
社長の家族の幸せあっての会社経営です。まずは、社長の財布を充実させることが必要ではないでしょうか。ただ、無目的にお金を貯めても意味がありません。ライフプランを作成しましょう。その上でライフプランを実現するための原資である、役員報酬、役員退職金の金額をが逆算してみましょう。
ご自身ですべてやるよりは専門家をうまく活用したほうが効率的です。お気軽にお問い合せください。