TOP > メールマガジンバックナンバー > お金を殖やす、貯める、今日からはじめる節約テク!150号
『税制改正で家計への影響は?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お金を殖やす、貯める、今日からはじめる節約テク! 第150号
〜フリーで活動中の中立かつ公正なFPがあなたを応援します〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■メルマガの内容(はじめての方へ)
このメルマガでは、知っておくと得する税金の仕組みや、賢い保険・住宅ローン
の選び方、年金テクニックや節税術を実務家FPがわかりやすくお伝えします。
生活にまつわるお金の問題を考えることで、あなたやご家族のライフプランを
考えるきっかけになれば幸いです。
____________________________________
●第1週・・・・資産運用
●第2週・・・・ローン(主に住宅ローン)
●第3週・・・・保険
●第4週・・・・ライフプラン他
★記事の最後に、クリスマスプレゼントを用意しました!!
____________________________________
今週のテーマは「ライフプラン」です。
____________________________________
『税制改正で家計への影響は?』
政府税制調査会では、現政権の目玉施策である「子ども手当」や「公立高校の
授業料無償化」などの家計支援の実施のため、所得課税の見直しによる財源確保
(増税)を検討しています。
この財源確保として、浮上しているのが「一般の扶養控除の廃止」、「特定扶養
控除の縮小」と「給与所得控除の上限設定」です。
「子ども手当」(中学校卒業までの子ども1人あたり月2万6,000円[初年度は
半額]の手当)に関してはその財源として、所得金額から扶養親族1人あたり
38万円を差し引く「一般の扶養控除」の廃止される予定です。
「高校無償化」に関しては、その財源として、16歳から22歳の高校生や大学生等の
特定扶養親族がいる場合に1人あたり63万円を差し引く「特定扶養控除」の縮小が
検討されています。
さらに、給与収入から一定額を差し引く「給与所得控除」に上限を設けることも
検討されています。
「子ども手当」や「公立高校の授業料無償化」の恩恵を受けられない家庭では、
一般扶養控除・特定扶養控除だけが廃止・縮小となり所得税・住民税の増税になり
ます。
このメルマガ執筆時点では平成21年度税制改正大綱が発表されていませんの
どうなるかわかりませんが。執筆段階では、特定扶養控除の縮小・廃止は先送り
されるようです。
____________________________________
『所得税の計算のしくみ』
「〜控除」には「給与所得控除、「扶養控除」「生命保険料控除」「住宅ローン
控除」などがありますが、性質が異なります。
所得税の計算のしくみを学んで、これらの違いを確認しましょう。
そうすれば、「〜控除」が廃止された場合、どのくらいの増税になるのか自分で
わかるようになります。
所得税は所得の種類(10種類)に応じて計算方法が異なります。
ここでは給与所得の計算方法を説明します。
[計算の流れ]
(1)給与収入−給与所得控除=給与所得の金額
※給与所得控除は年収により金額が決まるサラリーマンの必要経費)
※「所得」は「収入」から必要経費を引いたものをいいます。
(2)給与所得の金額−所得控除=課税所得金額
※所得控除の例:扶養控除、生命保険料控除、医療費控除など・・・
(3)課税所得金額×所得税率(課税所得に応じ5%〜40%)=所得税額
(4)所得税額−税額控除=申告納税額(納める税金)
※税額控除の例:住宅ローン控除
以上から、税額控除はその金額の分、税金が軽減されますが、所得控除の場合
は、その金額に税率を掛けた分の税金が軽減されることがわかりますね。
さらに、詳しく給与所得の計算の方法を学びたい方は、下記のURLの動画で学習
してください。
http://www.nta.go.jp/webtaxtv/200807/bb.html
____________________________________
━━━━━━━━━━━
クリスマスプレゼント
━━━━━━━━━━━
書籍プレゼント!
証券会社から下記の書籍を10冊寄贈を受けました。
ご希望の方は、info@fp-trc.com 宛に、件名「書籍希望」としご応募ください。
応募の時点では空メールで結構です。
抽選の上、当選者には改めて連絡し、送付先をお聞きします。
締め切り:12月18日 ※読者限定です。
★『日本経済を襲う エキゾチック金融危機』(最新ヘッジファンド入門)
著者:草野豊己氏( http://www.globalist-kusano.com/13.html )
毎日新聞社 定価:本体952円(税別) 新品
____________________________________
【編集後記】
小学校では本格的に「英語教育」「金銭教育」が始まろうとしています。
結構なことです。
しかし、学校での学習時間は無限ではありません。
優先順位を考えなければなりません。
「英語教育」よりは「国語教育」、「金銭教育」よりは「お金より大切なものが
あることの教育」のほうが優先順位が高いと思います。
そうすると、「英語教育」「金銭教育」をする時間が果たしてあるのか疑問です。
____________________________________
★ 保護者のための「進学マネー講座」 BY CFP新美昌也
貯金ゼロでも大学に行く方法、失業中でも学費の資金調達はできる・・・など
経済的な理由で進学を諦めない知恵が満載!
http://www.fp-trc.com/cat1/post_160.php
★読者の声
単なる学費工面の方法だけではなく、入試制度など周辺の知識などが書かれており
保護者の知りたいことがコンパクトに掴める、とても親切な内容だと思いました。
知り合いにも紹介したいと思います。
____________________________________
以下はCFP新美昌也が企画するセミナー、講座、連載記事などのご案内です。
____________________________________
★社員研修(好評につき期間延長)《不況時こそ社員教育のチャンス》
講師を派遣して1日一人あたりたったの1万円〜
http://www.taiyo-kikaku.net/seminar.html
★格安貸会議室(東京都池袋)
50名 3時間 1万5千円〜
http://www.taiyo-kikaku.net/conference.html
-------------------------------------------------------------------
★無料ライフプラン講座
7日間で学ぶメールセミナーです。
詳細 → http://www.fp-trc.com/cat14/index.php
-------------------------------------------------------------------
★FP無料お試し相談(メール)
資産運用、保険、住宅ローン、相続、年金、ライフプランなどお金に関する
悩みをご相談ください。相談内容が漠然としていても構いません。お気軽に
ご相談ください.
面談の場合は有料です。初回のみ50分5,250円(税込)です。平日夜も可。
土日祭日は込み合いますので早めにお申込ください。
面談場所は、新宿駅及び東京駅のすぐ近くです。
詳細→ http://www.fp-trc.com/cat1/post8.php
-------------------------------------------------------------------
★メール相談会員募集中!
お金のホームドクターを持ちませんか。生活資金を防衛しましょう!
遠方の方に好評です。相談し放題で年間10,500円(税込)!
http://www.fp-trc.com/cat1/post_68.php
____________________________________
メルマガ基本情報
____________________________________
☆発行者: T&Rコンサルティング有限会社 新美昌也
発行者Webサイト: http://www.fp-trc.com
☆E-MAIL: info@fp-trc.com ⇒ ご意見、ご感想お待ちしています!
☆マガジンID: 144979
☆バックナンバー: http://www.fp-trc.com/cat13/index.php (全て公開)
☆ブログ
「ファイナンシャルプランニングの達人」
⇒ http://blog.livedoor.jp/fptrcniimimasaya/
「FP試験から学ぶお金の学校」
⇒ http://blog.livedoor.jp/trc_money/
「シングルマザーのマネー学」
⇒ http://blog.livedoor.jp/fp_single/
「中小企業経営に生かす生命保険」
⇒ http://blog.livedoor.jp/fp_hoken/
「FPの本棚」
⇒ http://blog.livedoor.jp/fp_book/
☆購読・解除はご自身でお願いします。
まぐまぐ購読→ http://www.mag2.com
まぐまぐ解除→ http://www.mag2.com/m/0000144979.htm
◎ペイ・フォワードの精神で、ご友人にドンドン転送してください。