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介護問題と介護保険
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お金を殖やす、貯める、今日からはじめる節約テク! 第129号
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このメルマガでは、知っておくと得する税金の仕組みや、賢い保険・住宅ローン
の選び方、年金テクニックや節税術を実務家FPがわかりやすくお伝えします。
生活にまつわるお金の問題を考えることで、あなたやご家族のライフプランを
考えるきっかけになれば幸いです。
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◇◇2009年1月よりリニューアルしました◇◆◇
第1週・・・・資産運用
第2週・・・・ローン(主に住宅ローン)
第3週・・・・保険
第4週・・・・ライフプラン他
それぞれ、【基本編】【アドバンスト編】【extra編】で構成されています。
【extra編】は注目すべき記事などがあったときに配信します。
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今週のテーマは「保険」です。
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【基本編】
『介護問題と保険』
厚労省のデータによると要介護老人は、2025年には520万円に達する見込
みです
これは、65歳以上の高齢者の6.4人に1人が介護を必要となることを意味
します。
介護問題は他人事でなありません。
平均余命の延びとともに介護の期間も長期化しています。介護の期間は、3年
以上が全体の約60%を占め、10年以上も20%を占めます。
いったん家族に介護が必要になった場合、困る大きな点として以下の3点があり
ます。
1.食事や排せつ、入浴などの世話、十分な睡眠がとれないなど「肉体的負担」
2.ストレスなどの「精神的な負担」
3.介護に要する「経済的負担」
介護はいつ終わるかわかりません。
お金の問題は切実です。
親が元気なうちに話し合い、親の財産を教えてもらうことも大切です。
現在、公的介護保険があり、支給限度内であれば、サービス費用の1割の自己負担
ですみます。
しかし、支給限度額を超える場合は、その超過分は全額自己負担です。
また、サービスの対象にならない費用も全額自己負担です。
これらの費用は、公的介護保険では賄えませんので、自己負担分も含め貯蓄で準備
するか、貯蓄で準備するのが無理であれば、民間の介護保険を活用するのが良いで
しょう。
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【アドバンスト編】
『公的介護保険の概要』
●誰が加入するの?
40歳以上のすべての国民が加入します。
●どんなサービスを受けられるの?
・65歳以上の方(第1号被保険者)
日常生活に常に介護や支援が必要となった場合に介護サービスが受けられます。
要介護・要支援は7段階あり、それぞれの程度に応じたサービスを受けることが
できます。
・40歳以上65歳未満の方(第2号被保険者)
『老化』が原因とされる『特定疾病』(16種類 )で、かつ介護や支援が必要
と認められる場合に介護サービスが受けられます。
●保険料はどうやって納めるの?
・第2被保険者の場合
会社員・公務員は給与天引きです。
自営業者は国民健康保険料に上乗せして支払います。
・第1被保険者の場合
年金額が18万円以上の方は原則年金から天引きされます。
年金額が18万円未満の方は、納付書または口座振替です。
●介護サービスを受けるには?
現在住んでいる市区町村に『申請』して、要介護(1〜5)、要支援(1〜2)の
『認定』を受ける必要があります。
一度認定を受けた『認定』は6か月ごとに更新する必要があります。
●介護サービスの利用限度額は?
最も軽い要支援1の場合月4万9,700円(利用者負担額月4,970円)
最も重い要介護5の場合月35万8,300円(利用者負担額月35,380円円)
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【編集後記】
4月から導入された要介護認定の新基準に基づく判定で昨年にくらべ、
「非該当者」が2倍に増えているそうです。
これも社会保障費抑制の影響でしょうか。
抑制するだけでは、将来の不安が増し、消費が冷え込み、経済が活発化しない
といった悪循環に陥ると思います。
政権が交代したら社会保障費について見直してまらいたいですね。
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