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『国の教育ローン』の利用方法
◎ライフプラン,ファイナンシャルプランニング,生命保険,住宅ローン,資産運用
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お金を殖やす、貯める、今日からはじめる節約テク! 第110号
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◇◇2009年1月よりリニューアルしました◇◆◇
第1週・・・・資産運用
第2週・・・・ローン(主に住宅ローン)
第3週・・・・保険
第4週・・・・ライフプラン他
それぞれ、【基本編】【アドバンスト編】【extra編】で構成されています。
【extra編】は注目すべき記事などがあったときに配信します。
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今週のテーマは「ライフプラン」他です。
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【extra編】『国の教育ローン』の利用方法
合格通知を受け取ってから入学手続きの締切まで1〜2週間です。
せっかく合格したのに、入学手続きに必要なお金の工面ができず、進学をあきら
める生徒もいます。
入学手続きに約100万円(私立大学平均)も必要だということをご存じない保護者
も少なくありません。
入学の手続き時に必要なお金は、主に入学金と前期授業料、施設費などです。
これらを合計すると私立大学の平均で約100万円になります。専門学校も80万円
程度は必要です。
貯蓄にある程度余裕があれば良いのですが、余裕のない場合は、金融機関からお金
を借りる必要があります。
この場合、第一に検討すべき金融機関が日本政策金融公庫の教育ローンです。
他の金融機関と比べ、金利が低い点と借りやすさが特徴です。
では、ポイントをまとめてみます。
教育ローンの審査(収入)では「世帯」の収入が基準になります。
つまり、配偶者の収入も合算されて審査されます。
2月12日現在の金利は2.45%です。この金利は契約時の固定金利です。
他の金融機関の教育ローンに比べ低利です。
保護者がお金を借り、10年以内に返済します。交通遺児家庭、母子家庭は1年の
返済延長が可能です。
お金を借りるわけですから、連帯保証人が必要ですが、保証料を支払うことにより
連帯保証人を不要にできる機関保証制度もあります。
お子さんが在学中は利息のみを支払うだけで良く元本の据え置きが可能です。
ただし、この据置期間は返済期間の中にカウントされます。卒業してから10年
ではないのでご注意ください。
いくら借りることができるかですが、生徒・学生一人につき200万円以内です。
借りた「教育ローン」は学費だけではなく、住居費やパソコン購入費、国民年金
保険料にも使えます。
もし不合格になった場合でも予備校の費用として使うことも可能です。
この教育ローンを利用する上での注意点は、申込から審査結果がでるまで、受験
シーズン時には2〜3週間程度かかるということです。
合格通知を受け取ってからでは間に合わない可能性があります。
願書を出す時期に申込をしておいたほうが無難です。
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【編集後記】
奨学金のことを知っていても、教育ローンのことを知らない保護者が多い印象を
受けます。
入学前に必要なお金には奨学金は使えません。
入学前に必要な高額のお金に備え、「国の教育ローン」(日本政策金融公庫)
もご検討されると良いと思います。
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